歌詞 六文役者 四星球

作詞
北島康雄
作曲
四星球
「どんなに誰かを羨ましがっても人生は交換できないの。 でもね、人生は共有できるの。今すごいいいこと言ったよ。」 アルバイト情報誌丸めた望遠鏡 遠くどころか近くも覗けない 望遠鏡お次はメガホン代わりに 「ハイ、カット!三文役者引っ込んでろ!!」 みんな監督で みんな役者で みんな観客で 文句ばっかで 君は僕をからかうのが本当に上手 「バイト雑誌ってあんたに似てるね。」と 「丸められたせいでクセづいた猫背がなおらずヤスっぽいね。」と 小さな箱を開ければ小さなケーキ2つ 2個2個笑ってた 君の「どっち食べたい?」の質問に 「ケーキなんか買ってなんかいいことあった?」と質問で返す 「何もないから買ったんよ。」 「そうか、じゃあ僕これもらう。」とドライアイスを選んでボケて 小さな笑い声をもらった 今もどこかで 僕の分まで笑てる奴がいると思たら 悔しいとボヤく 僕のすぐ横で 僕の分まで笑てくれてた君 キネマ キネマ キネマ 君は三文役者 笑顔が下手 なのになぜか泣けてくるんだ 結局はじゃんけんで勝ち取ったイチゴのムース セロハンまでペロペロやっときながら 「甘いの食べたら塩辛いの欲しくなってきた。」なんて しょっぱい暮らしにどっぷりのクセしてほざく 僕ら甘党で 角砂糖3つで されど辛党で 文句ばっかで 君はからかう「塩辛いのなら赤白帽のゴムなんてどう?」 行儀の悪い幼少時代 赤白帽のゴムを噛みながらリレーの順番を待ってたっけなあ なんでも噛むクセはいまだなおらずこのしょっぱい暮らしさえも 噛みしめすぎてビロンビロンに伸びきってしまった 「いよいよバトンまわってきたよ。」って違うだろ これは丸めたバイト雑誌 今もどこかで 僕の分まで 笑てる奴が いると思たら 猫背のアンカー 前傾姿勢で走り抜けるだけの簡単なお仕事です キネマ キネマ キネマ 君は三文役者 笑顔が下手 なのになぜか泣けてくるんだ じゃんけんした意味あったのか 君のミルフィーユも1口もらった 「人生は共有できる」「分け合える」本当にいいこと言ったね 三文役者と三文役者 2人合わせて六文役者 君がいなくちゃ口元の生クリームにも気づけなかった キネマ キネマ キネマ 君といつかレッドカーペット歩く時には 上手に笑おう泣けてくるけど 悲劇も喜劇に変えられる 君はコメディエンヌ
四星球
歌ってみた 弾いてみた