歌詞 先輩 白鳥座

作詞
たかひらゆたか
作曲
たかひらゆたか
君が声をかけて僕を呼び止めたのは 日曜日の歩行者天国 紀ノ国屋の前 「先輩、先輩、もしかしたら 先輩じゃないですか」って ふりむきざまに僕が答えられなかったのは すっかり見違える位きれいになってたから 100m12秒3で走るあの頃の 君しか知らなかったから 恋はいつでも そんな風に とんでもない 偶然から あの日『明日に向かって撃て』を 諦めなければおそらく 君とは出逢えなかった あの頃君には好きな人がいて 僕はどこまでも本当に先輩でしかなくて 情無い思いで君の笑顔 見守ってるだけだった けれどその人と別れた夜に君は 「会いたい」と電話をかけてよこした 「先輩、私 もしかしたら 先輩の事、私…」と スタートダッシュでつまずいたって 君は素晴らしいスプリンター 僕の腕の中大きな声で 泣きじゃくっていた君を決して 離しはしないと 季節は巡り今夜 これからテレビで あの日見逃した映画がはじまる処 君は笑い乍ら 僕の隣りで新聞をのぞき込んでる 二人三脚のマラソンは今はじまったばかり 僕たちはこの秋親父とお袋になるけど そういえば君はいつから僕の事を 先輩と呼ばなくなったのか
白鳥座
歌ってみた 弾いてみた