歌詞 19:00の街 野口五郎
作詞
伊藤薫
作曲
筒美京平
霧雨降る ガラス越しに 19:00(じゅうくじ)の街
低い雲 たち込めて 摩天楼包んで
都会は海 人は砂漠 愛は蜃気楼
ためらいも 戸惑いも 捨てて来たのに
ああ時間ばかりついやしてたイタズラに
あなたの心の中に
傷ひとつも残せないで
愛と呼べるはずもない
絡んだ運命(さだめ)の絆
光と影 線を描き 車が過ぎる
うつむいて二本目の煙草に火を点け
女は息 男は汗 夜を重ねて
わかり合い くい違い 生きる旅人
ああ時間ばかりついやしたイタズラに
あなたの心の中に
傷ひとつも残せないで
愛と呼べるはずもない
絡んだ運命(さだめ)の絆
にじむように浮かびあがる19:00(じゅうくじ)の街
肩先の凍てついた雫さえそのままで独り