【和風台本】賭けるは、この命【声劇台本】

【◆師匠】善貴 【◇弟子】サタン【台本】浅漬とまと

当家伝来の兜割(かぶとわり。アイコンにある刃のない鉄刀)をそばに置き、設定のアウトロー感を殺しました。 申し訳ありませんでした。 分水嶺とは、久々に聞いた。 私の人生そのものだ。 イメージ (山田朝右衛門(演・滝田栄)。必殺仕事人・激突より) https://www.nicovideo.jp/watch/sm15279370 【 元設定 】 ◆師匠 腕の立つ剣士。 要人警護から暗殺までなんでも請け負う。 死にかけたガキを一匹拾ってからは、 裏稼業は控えていた。 口うるさいガキとの生活も悪くはないと 思っていたが、やむを得ない事情で 最後の大仕事に取り掛かることに。 情がうつったガキなんぞ足手まといだ。 一人でまっとうに生きていけ。とか思って、 姿を消していた。 ◇弟子 とある因縁に巻き込まれ、男に救われる。 由緒ある武家の子どもだった。 粗雑・無骨・柄が悪い三拍子の男と 生活を共にし、ひざ詰めで説教する日々を 過ごすことに。どっちが保護者かわからない。 絶対口にはしないけど、男を家族だと思っている。 唯一尊敬する剣について（無理やり）師事する。 姿を消した男を探し回っていた。 アドリブ・一人称・性別自由◎ キャプション転記◎ 報告自由◎ 尺は目安にてお願いします 【 元台本 】 （SE：足音） ◆「……模範生が、ずいぶんと夜更かしだな」 ◇「夜桜をね、見に来たんです」 ◆「花見にゃ時期外れだが」 ◇「……あなたに会えるなんて、 　　今日はツイてましたね」 ◆「こんなことでツキを使ってどうする」 ◇「使い切ったって構いません。 　　今ここが分水嶺(ﾌﾞﾝｽｲﾚｲ)ですから」 ◆「説教しようったって、無駄だぞ」 ◇「別に説教しにきたわけじゃありません」 ◆「……ほう？じゃあ何を？」 ◇「賭けにきました」 （0:50） ◆「博打(ﾊﾞｸﾁ)好きとは初耳だ。 　　俺ァ、端金(ﾊｼﾀｶﾞﾈ)じゃ乗らないが」 ◇「乗りますよ」 ◆「ふん、何を根拠に」 ◇「私が賭けるのは……、 　　あなたが守ったこの命ですから」 ◆「何？」 （0:34 SE刀を抜く） ◆「……脅(ｵﾄﾞ)しじゃないか。質(ﾀﾁ)が悪い」 ◇「なんとでも」 ◆「俺を止められると？」 ◇「命に代えても止めます」 ◆「犬死する気か？涙が出るねぇ」 ◇「そのくらいの覚悟じゃなきゃ、 　　あなたを舞台から下ろせない」 ◆「……幕は開いてんだ。ガキは黙って見てろ」 ◇「どうせ、あなたがいなきゃ散ってた命だ」 ◆「そうかい。本気か……。なら、」 （0:02 SE　刀を抜く） ◆「散りざまを見せてみろ」 ＿＿＿＿＿＿＿＿ Reeca‘s Free music station 作曲者：リイカ 様 『不浄なる幽光』 SE 効果音ラボ様、On-Jin～音人～様 ＿＿＿＿＿＿＿＿ #浅漬台本　 #二人台本　 #声劇台本 #和風　 #師弟　 #命がけ　 #切なめ